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「あなたは……誰?」
やっとのことで私が発した言葉は随分と失礼な言葉だった。
秋風さんは悲しそうな顔を一瞬見せ、笑って言った。
「ごめんなさい。忘れてください。
気持ちが伝えられたから、もう、大丈夫。」
そう言って彼は来た道を戻っていった。
私はコンビニに戻る気にはなれず、家へ帰った。
でもやっぱり彼のことが気になって、翌日いつもと同じ時間にコンビニに寄った。
そこに彼の姿はなかった。
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