オモイ

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オモイ

君は  いつになったら振り向いてくれるだろう。  そのためのおしゃれだから。 君は  いつになったら気付いてくれるだろう。  そのために友達と話す声大きくしたんだから。  君は いつになったら分かってくれるだろう。  わたしがどんなに君を想ってるか。  わたしは いつになったら君を想って泣くことがなくなるのだろう。 でも 本当は、  振り向きたくて  恥ずかしがってできなくて 気付きたくて  君がわたしを思ってなんかいないこと。 分かりたくて  君との距離が遠いこと。
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