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理事の孫である双子の兄弟が、小等部三年生の頃『どちらが兄か』で揉め、クラスマッチで勝った方が『その年のお兄さんになる』という条件の元に始まった。
しかし、入学者が増え、クラスが増えたことから二つのグループに分けることになる。
それが『黒犬』と『白鳥』だ。
しかし双子はやる気があるものの、他生徒に至っては放棄する者まで現れた。
それでは不公平だと、理事は他生徒にも条件を出す。
『幼小にはご褒美を。中高大には内定ボーナスを与える。』と…
そのことからこの学園戦は有名になり、伝統行事ともなった。
…なるほど。っじゃねーだろ!
どんだけ孫大事なんだ!?
普通学園巻き込んでまですることじゃないし、…内定ボーナスはオイシイ話だとは思うけど…!
まぁ有名行事化してるから、世間には許されてるんだな。
しかし、その双子…小さい頃遊んだような気はするけどさっぱり覚えてないな…。
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