1・開始

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……ピンポーン チャイム音と同時に目が覚める あれからすぐ寝てしまったのか 時間を見ると 7時… 本当に来やがった… 「新垣様…!!新垣零様…!!」 暫くして扉を開けると 目の前には黒服の見た目真面目そうな人がいた 「お迎えにあがりました 前日のメールは見ていますよね 来てくださいますか…それとも…」 「その前に質問…あんたら何者?」 「それは答えかねます 質問はそれだけですか?」 「ゲームって何やるの」 「それは後程車の中でお答えします」 何だよ…答えてくれないのかよ 「そろそろいいですか? 此方も時間がないので…」 そう言ってスーツの中からなにか取り出そうとする 「叶えてくれるんだよね…何でも…」 黒服は動きを止めて 「はい…此方側が叶えられることなら何でも…」 「……」 無言で頷いて 「来て頂けるのですね それでは此方へ…」 「その前に飯喰ってないん「そんなこともあろうかと用意しています」 最後まで言わせろよ どんだけ急いでるんだ… 結局俺は乗ることにした
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