94人が本棚に入れています
本棚に追加
再び同じ夢の屋敷
はるかはまた同じ部屋にいた
辺りを見回すと、扉の前に奥方と屋敷の主人がいる
主人は正座し、奥方は主人の肩に手を置いていた
するとどこからともなく武士が現れ
奥方を切った
奥方の腰近くの脇腹は多量に出血している
奥方は遠い目で倒れ込んだ
「お方様ぁ…」
うまく声が出ないはるか
次は屋敷の主人が切られた
ブシャァァと血しぶきがあがる
はるかはその場を一回転して部屋をみわたしたが
武士は既にいなかった
最初のコメントを投稿しよう!