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あまりの汗に目を覚ます
もう寝たくない…
寝ればまたあの夢を…
と思った瞬間、また眠りに引きずり込まれた
また同じ屋敷だ
しかし、今度は廊下にいた
横には、奥方のお母さんがいる
とても優しい面持ちで、ニコニコしている
が、後ろにうっすらと赤いオーラのようなものが…
それはやがて炎と化し、奥方のお母さんを包んだ
炎に包まれながら、奥方のお母さんはまだニコニコしている
怖い…
怖くてたまらない…
はるかは逃げた
が、行く先々に炎に包まれた奥方のお母さんがいる
やがて奥方のお母さんは真っ白な顔に、真っ黒な角のはえた鬼になった
鬼の後ろには、青い炎に包まれた奥方と屋敷の主人の絵が飾られてあった
鬼ははるかに近づき
はるかの首に手をかけた
怖い…
怖い…
怖い…!!
あの不気味な鬼の笑い声が、今も忘れられない
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