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そして年は明け、2007年
2月頃からしばらく、祖父母の家で過した
11歳下の幼い妹や、毎日仕事などでイライラしている父親、母親のいる実家は居心地が悪かったからだ
しかし、祖父母家に居候したことはさらなる心の闇を呼ぶことになった。
祖父母家で過ごすこと1週間ほどは何事もなく、むしろ改善していっているように見えた…
でも、祖母は心配症で口煩い上に非常に気性の荒い性格で、過食症という病気を理解するに余る部分がいくつもあり、過食症の症状は悪化をたどっていった
そして始まったアームカットとリストカット…
部屋をあさり、剃刀を見つけては何本も何本もぐちゃぐちゃと左腕を切っていきました
言葉では言い表せないこの胸の思いを、身を切ることでしか表す方法が思いつかなかったのです
泣いてもわめいても伝わらないこの苦しみを…
それに、ポタポタと流れ落ちる血を見ていると笑えきた…
はるかに、こんな赤い血を流す権利があるのか…
と
まさに絶望
いっそのこと、包丁を持ち出して腹を一刺しにして死んでしまおうかとも考えた…何度も、何度も、何度も…
こんな肉体などいらない
こんな肉体があるから苦しみ続けなければならないのだ…
醜くく、こんなきたない肉体など脱いで捨ててしまえばいい…
ベランダからあと一歩踏み出せば落ちるというところまでいった時もあった
怖い…怖い…怖い…
逃げたい…逃げたい…逃げたい…
帰りたい…帰りたい…帰りたい…
…
帰りたい…?
どこへ…?
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