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私とアリッサさんと啓介くんの三人で登校する。
学校の校門が見えてくると同時に、3つの人影が見えてきた。
小柄な影と、それよりすこし大きな小柄な影。そして最後は――――
「おはよう、遠見くん、アリッサさん、……………友月さん。」
彼女は、私のライバル、冬上雪絵。
―――――憎いところもあるけど、いなくなってほしくない人。
「おはようございます、皆さん。今日もユキちゃんの心は真っ黒です。」
この謎の言葉を発する少女は、ツグミちゃん。
ユキちゃんとは、冬上さんのあだ名。
「おはようございます。啓介さん。アリッサさん、友月さん。……………啓介さん、朝に何かありましたね?とても気になります。」
最後は、見た目は小学生の少女、朝ノ宮陽名さん。自称・占い師。
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