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そう、ここまでは今までの、どこにでもある平凡な日常。誰にでも与えられる、至福の時。
「もうケンカなんてどうでもいいわ、早くいきましょっ。」
「そうはいかないさ。昼食の時、覚えとけよ。」
「なんにでもしてみなさいよ。ケースケはあたしに勝てないんだから。」
「もう、二人とも。ほんとに、学校遅刻しちゃうよ?」
「それもそうだな……――――。じゃあ、いくか。」
こうして、また平凡で、だけど楽しい日常は始まる。
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