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アイザワ ユキ ホシイ
オモチャ ニ ナル ヒト
サカラワ セナイ ワタシノ セカイ オシマイ ノ カウントダウン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14――…...
「今日のレストラン、とても楽しかったよ?」
少女は言う。名は愛沢雪。
「そうか、よかったよかった。」
雪の父は、ニコニコしながら少女を見て言う。
「えぇ、ほんと美味しかったわ。」
母も、笑顔で伝える。
「…」
兄は、黙ったまま。
「あははっ♪」
家族四人は、笑顔で車に乗ろうとした。
でも、雪だけ、車の後ろを通った。
それが、魔界へ引きずり落とす悪運だとも、知らずに…。
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