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「相模 小雪。……よろしく」
無表情、というより無感情で挨拶をする小雪。無垢な瞳が可愛さを倍増させる効果を持っている。
「あ~、相模本部隊長だ~。お久しぶりです~」
そう言って、メレと相模のあいだに割り込んできたのは、アイフォレスト・ユニス。青紫の髪に緋色の瞳をしている女性だ。スタイル抜群でありながら【ほわほわキャラ】なので、男女共に人気のある南方支部のマスコット的存在なのである。
「なんか相模本部隊長は相変わらず……ですね……外見が全く変わらないというか……」
そうアイフォレストの後ろで呟くのは、マラカイト・エスクーダ。若草色の髪に空色の瞳を持つ青年だ。
ちなみに、アイフォレストとマラカイトは同期である。
「つーか何歳なんだよ、ホント」
黒髪に黒の瞳を持つ青年、レイデ・ラヌフェードが、相模の外見がまったく変わらないことに違和感を覚え、そう呟く。
「あ、いつの間にか南方支部のエース達が揃ったねぇ」
相模はそう言って笑いながら、マラカイトとレイデの疑問を横に流した。
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