青空に星屑。

痕-あと-

だいすきだよ。

だからこそきみにふれられない…―

「おーたさん、」

ふわり、むねがどことなく
ういたようにはねる

おいらにだけむけている
きれいなせいのこえ

「飲み、行きませんか？」

「んむ……っ」

「ちょっ、寝てんのかよ」

ねてる、なんてうそ
ほんとうはおきてる

あ、くびすじのあとみえてるかも

せいを、わすれるために、
けがれたおいらのあと