日常の壊れ

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目をあけると外は真っ暗だった。 「寝過ぎたな」 頭をボリボリとかきながら 携帯で時間を確認 サブディスプレイには19時12分と記されていた 「また、あの夢見たな」 あの夢、何故だか温かい夢 両親が居ない俺にはその夢はお父さん、お母さんからの贈り物かの様に感じた 「腹も減ったしご飯でも食べるか」 ご飯と言ってもカップラーメンなわけで 約3分で出来てしまう だが待っていると長く感じるのは俺だけじゃないだろう。 「いただきます」 一人寂しく麺を啜る音だけが部屋に響いた 」
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