日常の壊れ

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俺、熊谷辰木(くまがやたつき)は平凡中の平凡な生活を送っていた。 平日は仕事をして 土日は寝たり遊んだり みんなするような暮らし 平和な日常 だけどその日常は暇なもの 毎朝同じ時間に出勤して 毎朝同じ時間に帰宅 毎朝同じコンビニ弁当 毎日同じ就寝 これを繰り返す暇な日々 ただ時間は規則正しく流れて行く。 平凡な日常に平凡な俺 どちらも似た者同士だが もうそんな生活をして24年 そろそろ飽きてきていた俺 「はぁ何か非日常的な事が起こらないかね~」 今思えばこの時のこの考えが俺を地獄へと招き入れる呪文だったに違いない
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