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「君は椰加君の…。」
「はい、椰加社長の秘書をしている石川と言います。」
どうやらその女性は椰加という社長の秘書のようだ。
「おぉ、そうだった。で?どうしたんだ?」
「あの…椰加社長を見かけませんでしたか?」
「嫌…見てないが。それがどうしたんだ?」
「実は椰加社長の電話が繋がらないんです。」
「それは心配だな…。よし…一緒に探そう。」
「ありがとうございます。」
石川は礼を言って去っていた。
「しかし…探すとしても…広いからな…。」
私は嫌な予感がしたので猪野さんに向かって
「猪野さん…私も手伝いましょう。」
と言った。
「おぉ…ありがとう。」
「しかし私は椰加さんの事は知らないので、もし会っても、解らないので一緒に探しましょう。」
「いえいえ、仁さんがいれば百人力です。」
仁達は椰加を探しはじめた。
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