推理小説家 仁の事件簿その10 ~殺人パーティー~

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「君は椰加君の…。」 「はい、椰加社長の秘書をしている石川と言います。」 どうやらその女性は椰加という社長の秘書のようだ。 「おぉ、そうだった。で?どうしたんだ?」 「あの…椰加社長を見かけませんでしたか?」 「嫌…見てないが。それがどうしたんだ?」 「実は椰加社長の電話が繋がらないんです。」 「それは心配だな…。よし…一緒に探そう。」 「ありがとうございます。」 石川は礼を言って去っていた。 「しかし…探すとしても…広いからな…。」 私は嫌な予感がしたので猪野さんに向かって 「猪野さん…私も手伝いましょう。」 と言った。 「おぉ…ありがとう。」 「しかし私は椰加さんの事は知らないので、もし会っても、解らないので一緒に探しましょう。」 「いえいえ、仁さんがいれば百人力です。」 仁達は椰加を探しはじめた。
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