推理小説家 仁の事件簿その10 ~殺人パーティー~

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椰加さんがいると思われる部屋の前に着き、ドアを開けようとしたが鍵が閉まっていて開けれなかった。 そして猪野さんがドアを叩きながら 「椰加さん!いますか?」 と言ったが、返事が無かった。 すると、石川さんと知らない女性が来て、知らない女性が 「貴方!」 と言ったのでおそらく猪野さんの奥さんだろうと思い、猪野さんに向かって聞いてみた。 「奥さんですか?」 「あぁ、妻の真理だ。真理、こちらは仁さんだ。」 「どうも。真理です。」 真理は仁に向けて会釈した。 「こちらこそ。」 「それより貴方、…椰加さんは見つかった?」 「嫌…この部屋が怪しいと睨んだがこのとうり開かないんだ。」 「スペアキーは、何処にあります?」 仁はスペアキーの有無を聞いた。 「あぁ…あるぞ。1階の管理室だ。」 「なら…スペアキーを借りましょう。」 「そうだな…。」 仁達はスペアキーを借りに、1階の管理室に向かった。
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