推理小説家 仁の事件簿その10 ~殺人パーティー~

8/21
前へ
/94ページ
次へ
そして椰加の部屋の前に着き、猪野が鍵を開けた。 「よし…いくぞ。」 猪野、仁、石川、真理の順に部屋に入っていた。 石川と真理はリビングに、仁と猪野は一番近いベッドルームに入った。 「こ…これは!」 猪野が見たものはベッドに横たわっていた椰加の姿だった。 椰加さんは左胸を刺されて横たわっていて息はしてなかった。 一目で死んでると思った。 「どうしたんですか?」 声を聞き付けた石川と真理はベッドルームに入って来た。 「キャー!」 「貴方…。」 そして死んでる椰加を見て石川が悲鳴を上げ、真理は猪野に寄り添った。
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加