34人が本棚に入れています
本棚に追加
警察が来た。
お馴染みの沢田警部と知らない顔の警察官が見えた。
沢田警部は仁を見てため息をした。
「また…あんたか…。」
「それはこっちの台詞ですよ…。沢田警部。」
「警部、こちらは?」
「あぁ…事件のたび顔を突っ込んでくる推理小説家の仁君だよ。
仁君、こちらが私の新しい部下の宇田刑事だよ。」
宇田が仁の事を推理小説家と聞き、うたぐり深い顔をした。
「私が事件のたびに顔を突っ込んでいる?
違いますよ。来るところ、来るところで事件が起きるんです。」
沢田警部と話してると、お馴染みの顔をした、刑事がやってきた。
「警部、パーティーの参加者で、被害者と関係がある者を部屋に呼びました。」
「うむ、ご苦労!」
刑事が敬礼をし、去っていた。
最初のコメントを投稿しよう!