推理小説家 仁の事件簿その10 ~殺人パーティー~

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警察が来た。 お馴染みの沢田警部と知らない顔の警察官が見えた。 沢田警部は仁を見てため息をした。 「また…あんたか…。」 「それはこっちの台詞ですよ…。沢田警部。」 「警部、こちらは?」 「あぁ…事件のたび顔を突っ込んでくる推理小説家の仁君だよ。 仁君、こちらが私の新しい部下の宇田刑事だよ。」 宇田が仁の事を推理小説家と聞き、うたぐり深い顔をした。 「私が事件のたびに顔を突っ込んでいる? 違いますよ。来るところ、来るところで事件が起きるんです。」 沢田警部と話してると、お馴染みの顔をした、刑事がやってきた。 「警部、パーティーの参加者で、被害者と関係がある者を部屋に呼びました。」 「うむ、ご苦労!」 刑事が敬礼をし、去っていた。
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