推理小説家 仁の事件簿その1 ~謎の凶器~

6/13
前へ
/94ページ
次へ
今、私がいるところはリビング。そこで話すことになった。 「…では…話しますね。」 瀬川さんは、私の用意したお茶を飲み、一息つけ話し出した。 「では簡単にですか今回の事件について話しますね。事件が起きたのは、今から四日前です。 亡くなったのは先程言った通り、小説家の西岡光さんです。発見したのは、同じくアシスタントをしている黒田という人です。 警察の調べでは、頭に鈍器を殴られていての撲殺なのですが、一番の謎は凶器です。 実は、凶器らしき物を全部調べたら、ルミノール反応が無く、警察は凶器を必死にさがしているようです。私が知ってることはこのぐらいですね。」 「成る程。なら、次は現場ですね。少し質問をするので、現場を思い浮かべてください。」 瀬川の話しを聞いて白石は少し考えて、言った。 「はい、わかりました。」 白石の話しを聞いて瀬川は頷いた。
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加