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「どうしよう。僕はとんでもないことをしてしまった。あ~、なんてことを」
島山英文は泣き崩れていた。
その彼の前には、包丁で刺された女性が横たわっていた。
一報が入り、C葉県警不潔署捜査一課と鑑識課員が、現場である、被害者女性のアパートに現れた。
「あーぁ~、ひどいね」
気品刑事が死体に目をやったあと、島山に向かって言った。
「はい。僕が、やりました。スイマセンスイマセン」
「まあまあ、おちついて」
南条警部補は島山の肩を叩いた。
「ほんじゃ、ガイシャと君の関係、動機、殺害状況を話して貰おうか」
「はい。彼女と僕は恋人同士でした・・・」
彼の自供によると・・・
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