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「ひと!あんたさぁ、
西条先生の授業に遊んでるってどうかしてるよ!
他の女子生徒なんて先生を見るので必死だってのに…」
西条先生っていうのは、
今さっきまでやっていた数学の先生。
今年で27歳だって聞いた。
見た目は長身で顔も整っていて女子には人気が高い。
なんといってもファンクラブがあるぐらいだ。
「けど、私興味ないしな。
なんたって私の大っ嫌いな数学を担当してるって時点でパス!」
そう、私は西条先生には興味がないのだった。
「教科で好き嫌いされる西条先生が可哀想だね。」
「まぁしゃあーない♪
そんな事より、部活行ってきまーす♪♪」
「いってらっしゃい!!」
私はゆきなチャンに別れを告げて急いで美術室に向かった。
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