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「失礼しまぁっす!!
平野先生お見えになられますでしょうか?!」
私に気づいた平野先生がこっちに手を振った。
多分コッチに来いと言いたいのであろう。
いろんな先生を掻き分けて私は平野先生の元へ向かった。
「どうした?」
「あっ、あの!!
例の絵のモデルが……」
「集まらないと。」
「…うぅっ…そうなんです。」
「うーん、まいったね。」
「みんな嫌がるんですよね。」
「あはは。きっとジッとしてるのが無理とかそこら辺だろ~。」
「…本当、困ります。」
「だろうな。」
私達は、うーんと唸った。
「俺も探して見るよ。
後どの位モデル探しの時間取れるの?」
「後…一週間なら平気かなって感じです。」
「分かった。いざとなったら雇って描くことになるからな。」
「はい。」
返事をした後、私は職員室を出ていった。
「…失礼しました。」
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