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「…あれっ?!」
「お帰りなさい、朝倉さん。」
そこには西条が椅子に座っていた。
「どうかなさったんですか?西条先生。」
そうだ。西条は数学教師、つまり美術には全く関係がない人物なのだ。
「朝倉さんさ、モデル探してるんだってね。」
「あっ、そっちですか。」
ひとはは正直今日の数学の授業の事を言われるかと内心ビクビクしていた。
それを察したのか西条は、クスリと笑った。
「僕の話を聞いていない人なんて、朝倉さんが初めてです。」
「でしょうね…」
「今僕がここに居るのは、そんな事を言うためではないのです。ーーーーーー」
ひとはの頭には沢山はてなが浮かんでる。
西条が言いたい事が理解できてないのだ。
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