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それから頻繁に 遊ぶ様になりました。 いつもの様に りょうから連絡が ありました。 「今から店来てよ!」 「なんで?」 「お前にプレゼント あげるからっ!」 「えっ?」 「えぇから来い!」 また一方的に切られた。 支度をして自転車で 向かいました。 「着いたよ。」 「行くわ!」 スウェット姿のりょうが こちらを向いて走ってきた 「ごめんやでっ。」 「いいけど…」 「はいよっ!あげる!」 差し出されたのは 円形のピアス。 なんで? りょうは私に自慢げに 耳を見せてきました。 「俺とおそろや!」 「わざわざ探したん やから無くしたら シバくからなっ!」 そー言ってりょうは 私の耳にピアスを つけてきました。 突然の出来事に同様を 隠せない私。 それから二人は 店に入り二階へ 上がりました 「汚いけどその辺 座っといて。」 部屋の隅に座り携帯を いじってました すると携帯が鳴りました ♪本当に愛した人とは 結ばれない運命誰かが 言ってた~ 私? 「ちょっと待ってて」 りょうの携帯かぁ。 え?着信音一緒や。 慌てて下に降りて 行ったりょう。 携帯をいじりながら にやけている私。 何か嬉しかった。 「ごめんなっ!」 りょうが戻ってきた。 ん?手、怪我してる… なんで? 「手、怪我してるで」 「あぁ~さっき壁で すったねん。痛いわぁ!」 「アホやなぁ」 そんな傷じゃない。 誰かを殴ったみたいに 拳に傷がある。 そんな人だとは 思わんかったよ。
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