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そんな有名だったんだ…
「全然知らなかっ…あー!!」
私は自分の制服のポケットに手を入れて叫んだ。
「ど、どうしたの?」
紫苑がびっくりして聞いてくる。
「…キーホルダーがない…」
「は?」
どうしよう…あのキーホルダーは…
「もしかして、あのキーホルダーなくしたの?」
「『あのキーホルダー』?」
朱音が不思議そうに聞いてきた。
「あ、朱音ちゃんは知らないっけ?あのキーホルダーはね…「ちょっと探しに行ってくる!!」
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