14人が本棚に入れています
本棚に追加
指でキーホルダーの大きさをつくる。
「キーホルダー…?」
そう言いながら、ポケットから何かを取り出し、それを私に見せた。
「もしかして、これ?」
先輩の手の中には、私が探し続けていた星型のキーホルダー。
「それです!!!ありがとうございますっ」
私がそれを受け取ろうとしたとき、先輩の後ろからすごい声が聞こえてきた。
「ちょっとあんた、向坂のなんなの?」
「は?」
.
最初のコメントを投稿しよう!