第1話

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さっき先輩と話していたときとは全く違う、低い声で私に言ってきた。 「あんたみたいなガキ、向坂が相手にするわけねーだろ!!」 「1年はとっとと1年のとこ戻れよ!!」 な、なんなのこと人たち!? 明らかになんか勘違いしてるよね? すると、私の方へ近づいて、そのまま私を突き飛ばした。 「いった…」 「調子のってんじゃねーよ、ガキ」 プツッ これは、私の頭の中の何かがきれた音。 正確には、ブチッていう方が正しいかもしれない。 .
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