第1話

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私がくるっと先輩の方を向くと、先輩の手の上にはキーホルダーがのっていた。 「あ、ありがとうございます」 それを取ろうとして手を伸ばしたとき、先輩の手が上に挙げられた。 「え?」 「俺、知菜ちゃん気に入っちゃった。 だから、付き合って?」 「へぃ?」 突然だったから、そんなマヌケな声を出してしまった。 つつつつつ付き合う!? な、なんで!? 「こいつと」 .
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