第1話

25/25
前へ
/100ページ
次へ
なんかさっきより増えてません? 「刹が知菜ちゃんを好きになればいいの。ま、がんばってね」 「ちょ、ちょっと待ってください!!私やるなんて一言も…」 しかし、私に選択肢なんてなかったんだ。 「このキーホルダー、俺のところまで探しに来たってことはよっぽど大切なんだよね?」 嫌な予感… 「やってくれないと、コレ返さなーい」 「!!」 「どーする?やる?やらない?」 そんなこと言われたら、答えはひとつに決まってる。 「…やったら返してくれるんですよね?」 「刹が惚れたらね」 上等だ… 「ぜっったい返してもらいますから!!」 「……………」 .
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加