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その掛け声とともに、少女の体がふわっと宙に浮いた。
2mくらいある門を一気に飛び越えたのだ。
(これで間に合う!!)
そう思って、再び前へ進もうとしたとき何かにぶつかった。
《ドンッ》
「わっ!!」
「いてっ」
勢いがついてしまっていたために、私は後ろへおもいっきりしりもちをついてしまった。
「いたー…」
すると、前からスッと手が伸びてきて
「大丈夫?」
と、優しい声がした。
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