ゼロ

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飛ぶか飛ばないのか迷っているのだろうか…? 青年はつまらないと思った そんな感情を含みつつ、彼女に対して言う 「飛ばないの…?」 若い女はビニール傘を腰の高さほどの、鉄柵にかけてこっちを見る 「いたの?誰もいないと思ってた」 どうせ死ぬのを止めて欲しいのだろう。だが、止めるつもりはない… 「飛べばいいじゃん 飛ばないなら…俺が飛んでやるよ」 それは俺の本心 矛盾してない真実の言葉
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