日常から…

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「アメリカの動く死体の被害は刻々と広がる一方で未だに対策はできてません。」 テレビのニュースを見ながら朝食を摂る。 「このままではアメリカを中心に大陸全体に死体が広がるのではないかと懸念されています。」 朝食を済ませてふと時計を見る。 8:15 「そろそろでるかな…」 そう言ってテレビを消し朝食の後片付けをする。 彼の服装は黒の学ラン 黒髪 いわば学生の姿だ。 後片付けを終えてから家を出る。 (まさか本当にゾンビが現れるなんてな~) 登校中に考え事をする。 (映画やゲームだけの話じゃなくなったな~) (ゲームと同じように頭を撃てば死ぬのかね~) (ってか平静でいられるかな~) そんなことを考えて15分後学校に到着。 そのまま最上階である四階にのぼる。 教室に入り窓辺の席へ そこからは自衛隊基地とそれなりに大きな病院、住宅街が見える。 席に座るとちょうどよくチャイムが鳴った。 冴島 浩志 (さえじま ひろし) それが彼の名前だ。
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