Beat5~かなでサイド~

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「かなでちゃん自身が思い出さないとダメなの…」 ゆりは今にも泣き出しそうな…そんな表情をしていた。 それからどれだけの時間が経っただろう?ゆりはいつもの笑顔に戻っていた。 「日向くんに連絡して、今日は音無くんだけを昨日のお店に行かせるわ。」 私はゆりがメールを打ち終えるまで、その場に立ち竦むことしかできなかった。
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