Beat5~音無サイド~

4/7
前へ
/66ページ
次へ
「だが音無、まだまだ全然足りないな。」 日向は手に持っていた缶コーヒーを上に投げた。 それからの出来事は一瞬だった。 日向の右手が缶コーヒーを真っ二つにしたのだ。 「な…何だよ今の!?」 「お前はどこかでコレを見たことがあるはずだ。」 そう言うとずいっと透き通った刃物がついている右手を俺の前に差し出した。
/66ページ

最初のコメントを投稿しよう!

239人が本棚に入れています
本棚に追加