わかったニャ。

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「メモは持ってるな?」 「ニャ」 「寄り道しないと誓えるな?」 「ニャ」 「掻き回すんじゃなく鎮めて来るんだぞ?」 「ニャ」 「じゃ、行け」 「ニャ」 城門を離れた黒猫は振り返り、カイの顔を見て歩き出す。 (カイに見下ろされるって、すげムカツク) 細長い道が続く森の中を黒猫は進む。
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