一章~仔犬は少年~

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「─やっと終わった」 今日の仕事が以外にも早く終わる。 私の今働いている此処は、大手企業のブランド物の会社で沢山の社員が勤めている。 大きな欠伸とともに背筋を伸ばしていると背後から話し掛けられた。 「終わったんですか?僕はまだ仕事がありますので先に帰って休んで下さい」 背後から話をかけてきたのは私の愛しの人──星野 拓海【ホシノ タクミ】。 彼は私より六歳年上でお付き合いをさせてもらっている。
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