普通だった日常

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結花は今日、町に食料を求めおりていた。 その間、愛菜は沢山の時期外れの山菜やきのこをとっていたのだ。 「ねぇっ結花、この空のコップ、どうするの?」 「ああそれは…」 愛菜からコップを受け取り、自分のコップと並べてから手をパンパンと叩く。 すると結花の手からキラキラしたものが落ちる。 「愛菜はどのシロップがいいですか?」 「うわっ!やった!かき氷だね? んーっと、レモン!!」 シロップをかけ愛菜に渡す。 「あーーーっ!うまいっ! やっぱ暑い日には冷たいものだねっ!!」 結花はクスクスと笑う。
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