別れ

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「変わって欲しいと望む歴史ほど変わってくれません。山南さんは脱走、のち切腹と歴史でも記されています。私は…知っていながらも歴史を変えることは出来なかった。私は…無力です」 そう言って土方に抱きついた。その晩、お互いが慰めあうように夜を共にした。 ここから新撰組は下り坂となってしまう…。
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