パニリアス学園

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「おつかれさまでーす」 ここは、王立パニリアス学園。 たくさんの生徒が廊下を歩き、寮へと向かっている。 時刻は午後五時をすぎた頃であり、ほとんどの生徒は補習・部活動を終えている。 そうして、自然と生徒が歩く流れができる中、一人の男子生徒だけが逆行していた。 「よう!おつかれさん!」 同じく逆行しながら、声をかけた生徒が居た。 その男の名は藁竹 礼二(ワラタケ レイジ)。短髪でボサボサな髪は何よりも黒い。 ちなみに、かなり礼儀知らずだ。 「また、生徒議会かい?おーおー。生徒会長様は大変だねぇ。」
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