第2章

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放課後――― 修「結花~帰ろうぜ。」 修があたしのクラスに来た。 結「え…えっと…」 若「だ~め。結花はあたしと遊んでから帰るんだもん。」 おどおどしてるあたしを見て若奈が代わりに答えてくれた。 修「結花、そうなのか?」 結「う…うん。」 若「ちょっと鈴木!あたしのこと信用してないの!?」 修「当たり前じゃん。まぁ…遊ぶならしょうがないか。じゃあまたな!」 結「あっ…バイバイ!」 修はあたしにヒラヒラと手を振って帰った。 ほんとによかったのかな…? 何か悪いことしてるみたいに心が痛い。 若「何下向いてんのっ!ほら、行くよ!!」 結「行くって…どこに?」 若「遊びに行くに決まってるじゃん!!とりあえず駅に行こう!」 若奈はどんどん廊下を歩いていく。 ふぅ、しょうがないなぁ。 結「若奈待ってよ~!」
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