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修「僕、大きくなったら〇〇ちゃんをお嫁さんにする!!」
?「うん!約束ね!!」
そう言ってゆびきりげんまんをした。
ジリリリリリ―――
ベットから手を伸ばしてうるさい目覚まし時計を止める。
この目覚まし時計は中1の時の誕生日に結花からもらったもの。
俺がちゃんと起きれるように。
ふあ~あ。
大きなあくびをして、背伸びをした。
それにしても―――
修「またあの夢か…。」
最近よく同じ夢を見る。
小学生の時によく結花と四つ葉のクローバーを探しに行った陸橋の下。
そこで俺は誰かに「大きくなったらお嫁さんにする!」って言ってるんだ。
その誰かの名前のとこだけいつも聞き取れない。
何か大切なことを忘れてる気がするんだよな…。
「修一郎!!あんたいつまで寝てるつもり!?早く降りてきなさい!」
階段の下から聞こえる声。
母さんだ。
俺はしぶしぶリビングに向かった。
修「はよ~。」
修母「あんた今何時だと思ってるの!?結花ちゃん、とっくに来てるわよ!」
結「おはよ、修。とっとと着替えなさいよ。おいてくわよ。」
修「へいへい。」
俺はパンをかじりながら言った。
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