第2章

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修「んじゃ、いってきま~す。」 結「いってきます、おばさん!」 修母「2人共いってらっしゃい。」 俺は毎日、結花と2人で登校している。 何で一緒に通うようになったんだっけ? う~ん………ダメだ。 思い出せない。 結花「修?ボーッとしてるけど大丈夫?」 修「ん?あぁ、大丈夫。ちょっと考え事してた。」 結「変な修。」 と言いながらクスクスと笑う結花に思わずドキッとしてしまった。 結花に何ドキドキしてんだよ!! そういえば『修』って呼んでくれるの結花だけだな。 俺が修一郎っていう名前が古くさくて嫌いなの知ってるから――。
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