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忘れちゃうのも無理ないか……。
修「誰だか心当たりないか?」
あたしは知らないフリをした。
結「え~…わかんないなあ。意外と身近な人だったりして…。」
お願い、修。
思い出して!!
その約束をしたのはあたしだよ!!
あたしなんだよ!!!
修「身近かあ…俺に身近な女子って結花しかいねえじゃん。ありえねえよ、なっ結花?」
修はヘラヘラと笑いながら言った。
結「あ…当たり前じゃん!誰があんたなんかと結婚するかっての!」
バカ。無神経男。
口ではそう言って強がったけど、本当はすごい悲しかったんだよ…?
修「お前ほんとムカつく奴だな~。」
結「残念だけど、修には負けます。」
嫌味を込めて言ってやった。
修「お前なあ~…!」
結「早くしないと遅刻だぞ~!」
あたしは走った。
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