三章

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「「…」」 「おいおい白銀~流石にそれはないと思うぞ」 終夜の言葉に生徒たちは唖然とし、アルスは頭を掻きながらめんどくさそうに終夜に言う。 「そう言われてもな…特に言いたい事もないし」 「ならせめて、よろしく!ぐらいは言っておけ」 アルスは終夜の耳元に顔を近付けてそう言った。 「ほら白銀、言え」 終夜はほらほら、と言って挨拶を急かすアルスに溜め息を吐きたくなったが押し止めた。 「二度目だが…名前は白銀だ。……よろしく」 「少し声が小さいが…まあ良いだろう」 アルスは終夜にそう言うと、今だに唖然としている様子の生徒たちに視線を向ける。 「お前ら、コイツは少し性格に難がある奴だがヨロシクしてやってくれ。……返事ぃ!!」 「「は、はい!!」」 アルスはそれを聞いて満足そうに頷く。 「じゃあ白銀、お前の席は……篠原の隣だ」 アルスは横に六列に並ぶ机の内、一番窓際にある前から三番目の席を指差した。 「…」 終夜は無言で席に向かう。 そして終夜が椅子に座るのを確認すると、アルスが話しを始めた。 「え~では編入の件は終わりだな。他に連絡する事は無いから…これで朝のHRは終わりだ!」 それだけ言うとアルスは教室から出て行った。 アルスが教室から姿を消した瞬間 「おい編入生!何処から来たんだ!?」 「なんでこんな中途半端な時期に編入してきたの!?」 教室中の生徒が我先にと終夜に詰め寄って来た。  

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