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情事後の甘いピロートークなんか無く、上田は拗ねて壁の方を向いている。
「竜也…」
もとはといえば、上田が悪い!と思いつつも赤西は少し罪悪感を感じていた。
「ぷりん…」
「ん?竜也?」
「食べてごめん」
「たつやー!好き!」
背中に抱きついてきた赤西を鬱陶しいと思いながら、そのままでいる上田。
「ぷりんなんかきらいだ」
二度とプリンを食べないと誓った上田だった。
20100904
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