特別授業 ~保健室~

5/12
前へ
/596ページ
次へ
「どうしたー?」 「あ、の…少し休ませて下さい。」 そう言う彼女の顔色はとてもいいとは言えない。 「大丈夫か?顔色悪いけど…熱でもあるんじゃ…」 彼女に近づいて、熱があるかみようと額に手を添えると… 「熱はなさそうだね、とりあえず横になって?」 彼女は小さな声で"ありがとうございます"と言って、奥のベッドに入った。 彼女の悪い癖、よく耳に入る噂、それは… "男と寝ること" 告白して来た男と必ずといっても寝る。 だから、男は彼女に告白する、ヤリたいから。 こんな美人とヤれるならって考えだろう。 彼女が喰った男は数知れず。 俺が考え込んでいると、またドアが開いた。 「たっちゃん!」 ハァハァと荒い息をしてきたのは1人の男子生徒。 着崩している学ランとはねてる髪の毛。 .
/596ページ

最初のコメントを投稿しよう!

760人が本棚に入れています
本棚に追加