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「どうしたー?」
「あ、の…少し休ませて下さい。」
そう言う彼女の顔色はとてもいいとは言えない。
「大丈夫か?顔色悪いけど…熱でもあるんじゃ…」
彼女に近づいて、熱があるかみようと額に手を添えると…
「熱はなさそうだね、とりあえず横になって?」
彼女は小さな声で"ありがとうございます"と言って、奥のベッドに入った。
彼女の悪い癖、よく耳に入る噂、それは…
"男と寝ること"
告白して来た男と必ずといっても寝る。
だから、男は彼女に告白する、ヤリたいから。
こんな美人とヤれるならって考えだろう。
彼女が喰った男は数知れず。
俺が考え込んでいると、またドアが開いた。
「たっちゃん!」
ハァハァと荒い息をしてきたのは1人の男子生徒。
着崩している学ランとはねてる髪の毛。
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