ラミアン
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彰は呆然と立ち尽くしていた。 目の前に広がる雄大な森。 雲一つない空に浮かぶ青白い月。 木々には蔦植物が複雑に絡みつき、それらの下に低木が立っている。 足元には雑草が生い茂り、可憐な花がところどころに生えていた。 木々の合間をぬって右手に、雨漏りの酷そうな木造の家が見える。 ここはどこだろう? 後ろを振り返ると、さっき渡ってきたはずの橋は消え、かわりに煉瓦の山が積まれていた。
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