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鬱陶しい。 「どーでもいい。」 そう言い残してリビングを出た。 2階に上がる階段の途中、「それって連れてってくれるってことー?」と、彰の張り上げた声が聞こえた。 自分の部屋に入り、ベッドに倒れ込んだ。 周りを見渡す。 普遍的な中学生の部屋だ。
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