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「奈々は大丈夫か?」
俺が聞くと、祐樹が頷いた。
「病院に連れて行ったほうが良いって、先生が。」
俺はわかったと良い、奈々を抱き上げて家に帰った。
やはり、片目は不便だ。わざわざ琉海に早退させて一緒に帰ってもらったから…。
「拓海…?」
奈々が俺の腕の中で目を覚ました。奈々は153㎝しかなく、38㎏だから軽い。
「ごめん…降ろして…?」
そういう奈々を無視して、家まで連れて行った。
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