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でも、おばあちゃんはおじいちゃんに言われるまで会ったことがあることも遊んだことがあることも忘れていたのだ。
おじいちゃんが12歳のときにおじいちゃんの両親は亡くなったらしい。誰かに殺されたらしい。
それからは3つ上のお姉さんと今、おばあちゃんが住んでいる屋敷に住んでいたらしい。
おじいちゃんが亡くなった今は、愛海さんという親友と2人でおばあちゃんは住んでいる。
「こんにちは。久しぶりね、琉海ちゃん!」
愛海さんが奥から出てきた。
「こんにちは、愛海さん。」
私はソファに座りながら言った。
そのとき、玄関のチャイムが鳴った。
愛海さんが玄関に行った。
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